カテゴリ
以前の記事
2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 06月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 02月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 10月 フォロー中のブログ
リンク
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
温泉の泉質について語るとき、
いちばん「その差」がわかりやすいのは、 pH値ではないかと思います。 つまりその湯が、酸性か、アルカリ性か。 それによって感じ方、効能は、ずいぶん変わってくるんですねえ。 でも、酸性とアルカリ性って、どっちが、どんな性質で、 どう体にいいのかって、一部の理系の人をのぞいては、よく分からないのが普通ですよね。 「アルカリ性」を売りものにしている飲料水があったり、 「弱酸性」を肌にやさしいという洗顔料があったり。 ******* こんなことを考えるきっかけとなったのは、先日某先生(医学博士)の講演会で、 先生が、「温泉はだんぜん、酸性泉がおすすめ」と、言っていたからです。 「アルカリの温泉は入って10分たったらあがりなさい! 酸性だったら、いくらでも入っていていいよ!」 だ、そうです。 ******* 「酸性温泉」の代表的な場所といえば「草津」や「玉川温泉」。 明ばん泉、と表示されているのは、酸性です。 火山性の温泉で、難病をも駆逐する湯治の湯として名高いところが多いですね。 でも酸性温泉は、そのまま川に排水しちゃうと、魚が住めない水になっちゃいます。 だから草津などでは、石灰入れて中和して排水しています。 そんな湯、体にいいのか?って気もしますが(実際、皮膚の弱い人には刺激が強いことが多い)、 強い殺菌力が魅力です。 一方、「アルカリ泉」は、「酸性泉」よりも数が多く、ポピュラー。 最近、東京都下でガンガン湧出させている化石海水温泉も、「アルカリ泉」ですね。 「アルカリ泉」は、皮膚の角質層をなめらかし、分泌物を乳化するので、 「美肌の湯」といわれることが多いようです。 でも「アルカリ泉」は肌に浸透し過ぎるのが問題だと、某先生。 化学物質として考えたとき、 「強い酸が肌についても浸透せず表面の火傷で済む」けれど、 「強いアルカリが肌についたら、中まで浸透して、中から壊しちゃう」から、 アルカリのほうが恐い、んだそうです。 酸性のほうが肌を傷つけてよくない気がするけれど、 それは表面だけのことだから、入りたいだけ入っていていい、とのことで。 でもアルカリ泉に何時間も入っていたら、 気付かぬうちに、なにかよからぬものが浸透してしまう?ということ? わかるような、わかんないような・・・ とりあえず、どちらもバランスよく、が鉄則でしょうか。 そして「アルカリは10分」の決まりをちょっと守ってみようかと思います。
by fujicono-ofuroya
| 2006-08-23 20:03
| 雑記
|
ファン申請 |
||